リアル!中国大陸記

中国大好き~! 京都出身の筆者が中国ローカル旅を記録します。

中国への個人旅行は目的地に行くだけでも大変です。そこで、筆者が直接リアルに乗り込んガイドブックには載っていない情報を中心にレポート致します! 中国資本のCtrip・wechat・春秋航空も活用。

遼寧省大連市旅順口区新市街でローカル飯!焼肉編

もしも個人旅行で旅順に行ったならば。
食事はどこですればいい?
旅順の食事ってどんなもの?
大連市内だけど、50キロも離れればちょっと違いも出てくるもの。
あえてローカル好きな筆者の食べログ。ご覧あれ~♪

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 旅順口区は大きく分けて「新市街」と「市街」2つの繁華街があります。
戦前に繁栄していたレトロタウン「新市街」、現在の中心地「市街」です。
観光をする人は主に新市街しか行かないと思いますので、新市街のローカルご飯屋さんを紹介しますね。
市街のレストラン記事はコチラ↓↓↓

realchina.hatenablog.com

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1件目はこちら。
新市街、唯一の大型スーパーマーケット「ニューマートスーパーマーケット」の北側1階にテナントとして入っている「海鮮飯店」(下地図E)。
店の前で丸々1頭解体しながらグリル調理をするおっちゃん。
これは~牛?
京阪神に住んでいるとパック詰めされたお肉しか見ないので、まるごと見る事がまず無いからすごく新鮮でガン見しちゃう。
ローカルお店を選ぶ時はいくつかのポイントがあって、「食材を見せているか」とか「お客さんは入っているか、その層はどうか」「店は清潔か」とかとか…。
このお店はまだ明るい夕方にも関わらず、お客さんが吸い込まれていっている。
そして、珍しいオープンキッチン。
食材がお客さんから見える店内の冷蔵庫や店頭に出ている。どのような食材が使われているのか、というのは食品の質に差のある中国ではとても重要なことです。

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まずはビールで乾杯。
雪花啤酒(シュエフゥオァピージュゥ)いただきました。ライトなお味なのが常温で余計にライトに(笑)
外で焼いているグリルから選ぶのもいいし、メニュー表もちゃんとあるのでそこから選ぶのもオッケー。
ローカルルールとして、周りの人が食べているものがおいしそうであれば「あれと同じものを」と、ジェスチャーして注文しても大丈夫。
前菜はピータン豆腐(発音はだいたいそのまま)
絹ごし豆腐一丁にこれでもかってくらいに皮蛋ザク切りされてる。
黒酢パクチーもいっぱいかかってる。
うまーい!!

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お次に来たのがメークインのジャガイモを細く切って唐辛子や酢で炒めた酸辣土豆絲(スゥァンラートドウス)。
ジャガイモなのにシャキッとしていて日本には無い少し酸っぱくて辛い何とも言えない味。

外で焼ていたお肉も選んでみました。
ガラス張りのオープンキッチンで切って盛り付けて出してくれました。
ジューシーv(''ω'')ノ
骨までしゃぶりついちゃいました。

お店は結構流行っていました。
お鍋も人気みたいで、自分で好きな具をケースから取ってきて1人鍋してもらっている子達もいました。


≪追記≫≫上の地図では列宁街と栄華街の角に★マーク書いてますが。そんなに端っこのテナントではなかったような気がしてきました((;^_^A)真ん中くらいだったかな。

 

 

 

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旅順口区新市街の台所。
文化街の青空市場(ピンク色)。
文化街周辺が飲食店・食品・雑貨が買えるエリア。
地図の右斜め上のやたらとKTVが多いところは夜のお店がある場所という感じ。
それをつなぐ列宁街は小さな商店やパン屋さん・銀行などが並んでいる。

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一日中この賑わいです。
テントを張って、車やリヤカーで売りに来ています。
商品棚があるお店は立体的に陳列し、何もないお店は地面にシート広げたりザルに入れて地べたに直置き。
どれも朝採れなのか、新鮮そうなお野菜やフルーツばかり。
海の傍ということもあり、鮮魚や貝類を売るお店もあります。
精肉も色々な部位が塊で置いてあって必要な分だけ買う感じ。良い色してました。
お豆腐も乾物もなーんでも売ってました。
滞在中は何度も楽しく通らせてもらいました(*´▽`*)

夕方になるとGの場所でおばちゃんたちの健康ダンスが始まります。
非常にダンスが盛んな地域のようで、少し歩いたところの旅順博物館前では2グループが踊っていました。
こちらのグループはこの時は羽扇子を使ったダンスをしていて、いろんな形のフォーメーションを組みながら乱れぬ身のこなしで踊っていました。

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ニューマートスーパーマーケットは中国語で書くと新瑪特超市になります(地図B)。
ニューマートが1区画もある大きな建物で、そこを中心に新市街の生活区が広がってる感じ。
ニューマートの外側1階は商店やレストラン・パン屋さんなどのテナントが入っています。
中は、ニューマートと、衣類や皮革などファッション関係のテナントがいくつか。セルフ形式の中国版ファストフード店などが入っていました。

文化街は歩行者天国になっているから毎日が縁日のような感じ♪

そんな中、モクモクと煙と美味しそうな臭いをさせている露店を発見。(地図D)

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なんてこと~~~!?!?!?!?
豚さんがバックリ開かれて解体されてしまっているわ~(; ・`д・´)うををっ~~~!
さすがにこれはビビった!
すごく新鮮みたいで血が~~~!!!生々しいよ~~~。
包丁で切って串に刺して香辛料振りかけて焼くという超シンプルな調理。
これだけ新鮮なんだから絶対美味しいはずだよ!ってことで、いただきました。
哈爾浜啤酒(ハァルビンピージュゥ)と一緒に!
こちらのビールもやっぱり常温、そして紙コップ。
うま・・・。

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 この香辛料たっぷりな串。滴る脂。たまらんです。
ペロリとたいらげてごちそーさまー。

 

 いきなり解体の洗礼を受け、美味しいお肉にありつけて。
なかなか旅順、いいんじゃな~いと上機嫌。
そこそこ田舎なので、人も人情あるかんじだし。

遼寧省大連市から50キロ、バスで2時間。
遼東半島の最西部にあり、かつては日露戦争激戦の地となった日本との所縁もある旅順口区。
今でも大きな軍港があり、鉄格子ごしには物々しい軍艦。
道路は頻繁に軍用車が走る。
2009年夏に外国人の立ち入り制限が解除(一部未解除)され、個人旅行でも行けるようになりましたが、個人旅行先としては未開の地です。情報も少ないですしね。

 

 

realchina.hatenablog.com

 

 

 

 最後にアップ載せときます。
有難う。美味しい糧に感謝。合掌。

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(訪問日2015年5月)