リアル!中国大陸記

中国大好き~! 京都出身の筆者が中国ローカル旅を記録します。

中国への個人旅行は目的地に行くだけでも大変です。そこで、筆者が直接リアルに乗り込んガイドブックには載っていない情報を中心にレポート致します! 中国資本のCtrip・wechat・春秋航空も活用。

洛陽・白馬寺へ行ってきました!行き方・アクセス

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洛陽の三大スポット「龍門石窟」「関林廟」そして白馬寺(はくばじ)」です。
白馬寺後漢の時代(約2000年前)、明帝の世に洛陽郊外に建立された中国で一番古いお寺と言われている仏教寺院です。
迦葉摩騰竺法蘭の二人の僧が、インドから白馬に乗り『四十二章経』という経典を携えて、都の洛陽を訪れたという説話に因んで、白馬寺と名づけられたということです。

 

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洛陽中心部から東北へ。洛陽駅から16キロ。
関羽首塚「関林廟」から22キロ(路線バスで特に混んでなくて1時間)
街を抜けて小さな村がポコポコある。
砂埃舞う、産業道路沿いに白馬寺はあります。観光客らしき風体の人は全員ここで降ります。バス停降りたらすぐ前が白馬寺です。

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Googlemapより上空写真。
広いです~!


土産物屋の部分より敷地内へ入って、右折すると入場ゲートがあります。入り口は1枚目の写真です。出口も同じです。
敷地内に入って、まずは左にある「国際エリア」へ。
インド・タイ・ミャンマーの寺院に。非常に巨大で原寸大なので、そこを見るだけでもすでに満足感が(^^ゞ

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インドは石造り。タイとミャンマーはホワイト&ゴールドが眩しい!
外側だけではなく、ちゃんと内部もお堂があり、献花やお供え物が陳列されていました。どういういきさつで寺院が建立されることになったのかというパネル展示もありました。


国際エリアからメインの白馬寺に移動。


その境目に「日中友好~」と書かれた空海像がありました。
日本人の脳には「高野山空海真言宗の開祖」というワンセットがインプットされているので。思わず写真を撮ってしまったけど、中国人はそれを見て「え?誰?どうして写真撮っているの?」とハテナ顔。
ま、そりゃそうだ。

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同じ像つながりということで。
白馬寺の白馬像。
右上の可愛らしハニワ型の白馬像は白馬寺の正門に居ます。
だいぶといろんな人に触られて丸っこくなっていますね。昔は自由に触ったり子供を跨らせたり(-_-;)できたようですけど。今は囲いができて触れなくなってます。宋代の墓から発掘された馬だそうで、実はそんなに関係ないけど置いているそうです(え?)
もう一つの巨大なサラブレッドのような白馬像は、斉雲塔の近くにありました。

 

はい、お待たせしました。
白馬寺のメイン。
こちらが山門になります。

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赤い石造りの白馬寺の山門です。
非常に歴史を感じる門ですね。

 

中は植栽が多く、その樹木も大きく鬱蒼としています。
お堂では経を唱える大合唱が聞こえ。
植栽の手入れをする人がせっせと草むしりをしていたり。広すぎる境内を掃除していたり。
冬支度ということで、樹木のこも巻をしている職人さんもいたり。
黄色い僧服を着たお坊さんがあちこちにいて、それぞれが忙しそうに動いている。
今までお寺というと、静かで癒しを得られる祈りの場所というイメージが強かったのですが。ここの寺は躍動感があり、生きている!という印象を受けました。
祈りだけではなく、皆それぞれに役割を持っていて。御仏の為に修行をしているという印象を強く受けました。
少し慌ただしく、緊張感のある、今までに感じたことのない空気感でした。

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お坊さんを写真に撮ろうとしたけど、歩くのが早すぎてブレてる写真しかない(;''∀'')
観光客から祈りを捧げにやってくる信者まで。
非常に多くの人が参詣しています。

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このように若い女性も作法に則って、祈りを捧げています。
中国式の参拝の仕方、お線香の上げ方は勉強不足の為、私は行ったことがありません。
私たちが慣れ親しんだ顔の仏様ではないし、あまりよく知らない人間が知ったかぶりしてやるのも失礼だと思うので、私はお寺に来た時は静かに見つめてここまで無事来ることができたと感謝の念を送っています。

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中国的な建築の意匠。蓮の花を象った石畳。

最後は一番端にある斉雲塔。

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創建は1175年。洛陽市では一番古い現存する建築物だそうです。なんと24メートル!
このエリア、はじめは白馬寺のお寺だったそうですが。現在は尼寺になっているようです。

最後はお土産もの街。

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店舗やらテントを張った露店やらごちゃ混ぜ!
店舗は刺繍や書画・骨董品を売る店。よくあるレプリカやおもちゃを売る店。派手な衣類やスカーフなどファッション小物を売る店。
露店は飲食物が多かったですね。近くの住民が売りに来ているというような印象を受けました。

 

以上。

洛陽郊外にある白馬寺レポートでした~。(2015年秋 訪問)

 

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