リアル!中国大陸記

中国大好き~! 京都出身の筆者が中国ローカル旅を記録します。

中国への個人旅行は目的地に行くだけでも大変です。そこで、筆者が直接リアルに乗り込んガイドブックには載っていない情報を中心にレポート致します! 中国資本のCtrip・wechat・春秋航空も活用。

鄭州市登封と清真水煎包と中国の焼き芋 

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洛陽からバスで2時間半。
少林寺風景区のお膝元、登封の街で美味しいシャオチーに出会った~。

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河南省鄭州市登封に滞在していた時に食べたシャオチーを紹介します。
宿泊していた賓館のすぐそば。朝から美味しそうな音と匂いがしてきました。

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清真というのは、中国にお住まいの回族や他のムスリム系の方が食べる料理の事です。
日本でも表示をよく見るようになったハラール料理のお店になります。
時間帯は朝。朝食用に調達されているのか。それともランチにするのか。
2人のお客さんが出来上がるのを今か今かと待っています。

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お店に入ってみると中学生くらいの男女2人が水煎包を手際よく包んでいました。
お父さんが焼いて子供が包む。
小さな清真料理のお店は家族でやってらっしゃるところが多いですね。小さい子供を見かける事もしばしば。

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油をひいた鉄板で両面蒸し焼きにしていきます。お店の看板は水煎包だけど、これは焼いてますね。
上海のシャオチー「生煎」と焼き方が似ています。

奥に4席くらい椅子があるのでイートインもできます。

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買ってみました。
ほかほかー。
中で食べると伝えていなかったので、ビニル袋に入れられています。
洗った竹端が置いてあるので、それで食べます。
食べようとしたら、隣に座っていた歯の抜けたヨボヨボのお爺ちゃんが「あんたたち、これ汲んで食べな」と白濁したお湯を指さす。
「なんだろな?っていうか、皿とかどこにあんの?セルフ?」頭にいっぱいハテナマーク付けてたら。
「これだよ、これに入れて鍋の湯を入れるんだよ。そんでもって湯に浸してちょっと皮を柔らかくしてから食うんだよ」と、再びアドバイスをくれるお爺ちゃん。
ちょっと冷めた水餃子を茹でた茹で汁。
味は茹で汁なので、小麦粉っぽい味がするだけ。白湯よりマシという感じ。
私はそのままのカリっとモチっとした触感が美味!だと思ったけど。お爺さんは歯が無いから噛み切れないんだろうね、茹で汁にじゃぼんと浸けてブヨっとさせてから食べてた。
私たちもお爺さんのようにして食べて美味しいよ!と言ったらお爺さんは凄く嬉しそうな顔をしました。

 

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お店を出たら、焼き芋屋さんの3輪バイクが停まっていました。
おばあちゃんと孫な3人がお芋を購入中~。
この地域のお芋。日本では食べ慣れない水分量と繊維感で、なかなか美味なんです!

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大型です!
中身は黄色!
乾燥地帯の土地柄、水分の多いお芋は余分な水を必要としないのでありがたい。
この乾燥した場所で日本の焼き芋を食べたら口の水分全部もってかれて、確実に喉詰まる(爆)

このサイズですから、甘すぎないのも良い感じです。