リアル!中国大陸記

中国大好き~! 京都出身の筆者が中国ローカル旅を記録します。

中国への個人旅行は目的地に行くだけでも大変です。そこで、筆者が直接リアルに乗り込んガイドブックには載っていない情報を中心にレポート致します! 中国資本のCtrip・wechat・春秋航空も活用。

少林寺への行き方・アクセス。

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イッテキタ――(゚∀゚)――!!
中国河南省登封市「少林寺」へ行ってきました~!
正しくは、河南省高山少林風景区。(高は正しくは山かんむりに高)です。
あの映画「少林寺」の舞台です。向かうバスの中からワクワクドキドキ!

 登封市街に滞在していたので、市バスターミナルから少林寺直通マイクロバスで30分で到着。
洛陽からはバスで90分くらいで行けます。
超有名な観光地なので、大型バスも自家用車もどんどん巨大駐車場に入っていきます。

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とっても広い少林寺風景区
入場ゲートも遠いけど、そこから先もひたすら一本道。
メイン道路は整備されていて歩きやすいです。あまりにも広すぎるので移動専用マイクロバスも走ってました。

 

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映画でおなじみ、赤い門は記念撮影をする人々でごったがえしております。
他の場所も映画に出ていた場所は皆さん写真撮ってました。
高い入場料をとっているので、清掃は行き届いており案内表示なども丁寧に設置されています。が、なぜか瓦屋根の上に生えている雑草はボーボー(('◇')ゞ
グループでいらっしゃっている方は少林寺の僧侶さんと一緒にまわられていたり。
バスツアーの方々はガイドさんに案内してもらったり。
薬房では打ち身擦り傷に効く軟膏や、のど飴などが売られていました。(上の画像の文字誤字しました(;'∀'))
少林寺敷地内の養蜂場で作った蜂蜜や、農作物も即売されています。

修行僧達が修行してできた樹木のくぼみや石床のくぼみは必見!
「まじで人間業⁉」と目を疑ってしまいます。

ここのお坊さんは皆さんオーラが出ていて、若いお坊さんは体も余計な脂肪がついていなくて非常に精悍なお顔立ちと刺すような視線がちょっと怖かったです。中年のお坊さんの体つきは少し丸い感じでしたが、それでも何か怖さを感じました。
京都にいるお坊さんとは違うな…。

 

 

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日本でもなじみ深い達磨。
なんとこの少林寺は達磨が開祖だった!!衝撃の事実。

「達磨洞はコチラ→」という立札があったので行ってみよう!と安易な気持ちで向かったが、とんでもないハイキングになった。ハイキングっていうか、時々クライミングか!?
最初は砂利道の遊歩道から、アップダウンのある道になり、石造りの急な階段になり、ほぼ垂直な階段になり…。
気が付けば汗だく。
後ろを振り返れば広がる連山。思えば遠くへ来たもんだ~っと。
ようやく着いた達磨洞はその場所へ近づくだけで空気が変わり、近づいてはいけないような凝視してはいけないような気持ちになった。
結局私は洞の内部へは一歩も入れず、ただ洞の奥に祭られている何かを外からしか見ることができなかった。欧米人がためらいもなく内部へズカズカ入っていたが、あれはちょっと私にはできないと思った。
そんなわけで、洞の写真は載せません。
ご覧になりたい方は、実際に行ってその目で確かめてくださいね。

 

 

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お待たせしました。
きっと皆さんが見たいのはここでしょうね。
会場は満席!通路にも人があふれています。
会場はフラッシュ撮影禁止とありましたが、今はカメラよりスマホ使用者の方が多いので、スマホ構えてカシャカシャ!そしてムービー撮影。たまーにフラッシュがたかれるくらい。演者さんの動きに合わせて「おおー!」とか拍手とかたくさんあがっていて鑑賞環境は良かったです。

黄色い胴着を着た修行僧の方たちの見事な少林拳
小学生低学年くらいの子達もピシ!ピシ!とキレのよい演武を披露してくれます。
動物の動きを元にした拳法。
気功の技を目の前にして、映画の世界でフィクションだと思っていた事は本当にやっていたのかも⁉と目を疑うような動きに、ただただ圧倒されるばかりなのです。

特に盛り上がったのは、お客さん達を客席から舞台へあげて、一緒に演武を披露するというもの。3人の男性が壇上に上がりました。
すでに修行僧達の演武を見て、テンション上がりまくっちゃってる3人。「やってやる!」という気迫がムンムンとしています。小学生くらいの小坊主さんが見本を見せてくれて、あとに続いて演武を披露するという感じです。
簡単な技なのかな~と思っていたら、ぜんぜん容赦ない高度な技の連発で「こんなん絶対無理やろ!」と突っ込んでしまいました(笑)
でも、壇上に上がった方達は観客の期待の眼差しを一身に受けてめちゃめちゃ頑張っちゃうのであります!こけながらもなんとかやりきる。間違いながらも懸命にやりきる。そして観客からは割れんばかりの大拍手で、なんだか会場が一体となった瞬間でした。
こういう盛り上がり方ができるのは中国のほんといいとこだなーって思います。
日本だと、なんだか他人の目が気になっちゃうから萎縮しがちになってしまいますものね。

 

 

そんなこんなで。
少林寺ファンでなくても、ここはテンション上がる事間違いなし!!
山間部にあるので、空気も美味しいです。
是非行ってみてください~v

(この場所へ行った日:2015年10月末)

 

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