韓城古城(韓城市)へ行ってきました。行き方・アクセス
中国 陜西省 韓城市の市街地から南へタクシーで数分走ったところに韓城古城と言われる旧市街があります。
開発の波が押し寄せている真っ只中を訪れてきました。
↑ 古城を見下ろす「金塔」。
山(崖?)に建っているので、より一層高さがあります。古城のどこからでも見ることができます。街の北に位置しているので、迷った時も方角がすぐわかります。
タクシーで地図を指差して行ってもらうと。そこは工事現場のど真ん中。
旧市街は昔の建築と生活が残ったまま現在まで変わらず存在してしまったので、「これは観光資源になるぞ~ヽ(・∀・)ノ」と、移築と復元と新築を混ぜて新たな古城を造っているところでした。
わかりやすく言うと上海でいう新天地な感じを大規模にしたような…? 中国の市街地に造る観光スポットとしてよくある形ですね。
街の東の入口にはお寺があり。壁面の立派なレリーフは人々の信仰の厚さを感じます。
3つのお寺(祖廟)を観覧するには入場料(60元)が必要です。
必ず御詣りをしたいというのであれば、チケットを買ってください。あまり興味がなければ見学しなくてもいいかも_(^^;)ゞ
私は工事中で入れないところや稼動していないところもあったりして、たぶんチケット買ったけど半分も見学出来てなかったと思うので、かなり不満でした。
普段はそんなに不満に思うことは無いんだけど、工事中で見れないところが多すぎるのにも関わらず何の説明もなく入場料を徴収するのはいかがなものかと思いました:-(
2017年以降に行けばきっと完成していると思います!
現段階では、外観だけは完成しています。内装はこれから。
どのようなお店が入るんでしょうね?楽しみですね!
どなたか行かれたら教えてください(^∇^)
工事中のエリアを貫通しながら、西へ進むと住民の住んでいるエリアに入りました。
キタキタキター‼これです。私達が求めていた風景は。
高い外壁に囲まれた民家。
玄関口も細く塀と同じ高さがある重くて分厚い扉です。本当に手を入れていない昔ながらの姿に360度ぐるぐると廻ってしまう。
開発の立ち退きのせいなのか単に引っ越しただけなのかはわかりませんが、空き家もチラホラ。いい具合に風化して朽ちてきていました。
メインストリート(金城大街)に出てきました。
北には金塔、南は毓秀橋まで続きます。
金城大街は、2階建ての商家が連なり、実際に今でも看板を掲げてお商売をされています。
お医者さん、薬屋、電気屋、青果店、肉屋、銀行、よろずやなどなど。
観光地化されていないので、お土産やカフェなどはまだ無いです。これからできるんだと思います。
この日も猛暑で気温は35度以上。暑すぎてどこかで休憩するにもクーラーがついている店なんて1件も無いし、冷たい飲み物を出してくれるようなお店も無さそう。
よろずやさんでアイスを買って店の前の木陰のあるベンチで休みました。お店の店主もあまりの暑さにリクライニングチェアでだらりとしていました。
南へ下がって行くと。街を囲む外壁が見えてきて、そこを出ると何もない荒れ地になっていました。
街の南の玄関口となる「毓秀橋」。
橋の渡口には立派な門があります。これから韓城古城に入るぞ!という事です。南からやってくる旅人は皆、この橋を渡って街に入ったのでしょう。
門をくぐって橋を渡ります。
渡った橋の袂には、外敵が来たときに直ぐに見つけて知らせられるように大きな鼓楼(鐘楼だったかな?)が建っています。
橋も歴史を感じる石造りです。
車は隣の橋を走っているのでこの「毓秀橋」は傷むことなく歩行者専用橋となっています。車両が入れないように車止めもしてあります。
少し歩きますが、時間があればこの橋も行ってみてください。
韓城に立ち寄ることがあれば、ぜひ古城も行ってみてくださいv
↓韓城市街についてはこちら
↓党家村についてはこちら
↓西安から韓城への行き方はこちら
西安発着のツアーでアレンジしたら古城も行ってくれそうなものを勝手にピックアップしてみました。古城は司馬遷墓と党家村の間にあるので、必ず通る場所ではあると思いますからうまくいけば寄ってもらえるかもですね。
韓城党家村1泊2日間の旅-西安旅行ツアー_シルクロード旅行ツアー【魅力西安】
司馬遷の墓と党家村1日観光中国オプショナルツアーが満載!中国旅行・上海・北京・広州・西安観光の格安オプショナルツアー予約は「gotour」
(この場所へ行った日;2016年7月27日)